SSL/TLSサーバー証明書における有効期限短縮のお知らせ

このたび、認証局の基準を定める業界団体である『CAブラウザフォーラム』にて、2025/4/11にSSL/TLSサーバー証明書の有効期間が短縮されるバロット(投票)が通過し、議決されました。そのため2026年3月15日以降に発行する証明書から、順次最大有効期間が短縮されることとなります。

この変更は証明書のセキュリティ強化と悪用リスクの軽減を目的としたものであり、弊社 セコムパスポートfor Web シリーズにおきましても、最新の証明書ガイドラインを踏まえた変更を今後予定しておりますので、お知らせいたします。

議決内容 (該当する期間短縮)

①SSL/TLSサーバー証明書の最大有効期間
対象日(証明書発行日) 最大有効期間
2026年3月15日~ 200日
2027年3月15日~ 100日
2029年3月15日~ 47日
②ドメインの検証データの再利用期間
対象日(証明書発行日) 最大有効期間
2026年3月15日~ 200日
2027年3月15日~ 100日
2029年3月15日~ 10日
③審査書類および組織審査に関連する検証データの再利用期間
対象日(証明書発行日) 最大有効期間
2026年3月15日~ 398日

今後の対応について

弊社では、証明書発行およびインストールを自動化するACME(※)のサービス提供を検討して進めております。スケジュール(対応開始時期等)や内容の詳細につきましては確定次第、あらためてご案内いたします。

(※)ACME(アクミー) [Automatic Certificate Management Environment] とは、証明書の管理を自動化するためのプロトコルです。ACMEを利用することで、CSR生成から、ドメイン審査、証明書発行および証明書のインストールを自動で行うことが可能になります。

ご不明な点などございましたら、以下のお問い合わせ先までご連絡ください。

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