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お知らせ
セコムパスポートfor Webサービス 申請手続きにおける利便性向上およびセキュリティ強化につきまして

セコムパスポートforWebシリーズにつきまして、下記の通りお客様の申請手続きにおける利便性向上および、セキュリティ強化を目的としたサービス変更を実施いたしますので、ご案内申し上げます。弊社は今後も引き続き、お客様へ安全・安心のサービスをご提供すべく対応して参りますので、変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

1.主旨

弊社が加盟するCA/ Browser Forum(※)において、お客様の利便性、およびセキュリティに配慮した認証局運用とSSL証明書発行基準に関し、Baseline Requirementsが策定されました。これに伴い、弊社では、お客様の申請手続きのご負担を軽減すべく、一部審査方法を変更すると共に、SSL証明書をより安全に安心してご利用いただけるよう、セキュリティ強化を実施いたします。

※ CA/ Browser Forum: 世界の著名な認証局とブラウザベンダーが参画し、証明書発行や運用に係る基準を策定する団体。(認証局とブラウザベンダーが約40社参画)
http://www.cabforum.org/

2.対象サービスと対応時期

  • 対象サービス: セコムパスポートforWeb SR2.0、セコムパスポートforWeb EV
  • 対応時期: 2012年11月19日(月) (予定)
    (11月17日(土)と18日(日)の週末にシステム改修を行う予定です)
  • 注意: 3.(2) ① SR2.0 自動契約更新タイプの証明書有効期間について
    今後、新規または更新で新たに発行する自動契約更新タイプ(5年)の証明書に関するご留意事項です。
    既に発行済みの5年証明書は、そのままご利用いただけます。

  • 5年証明書の発行について: 2012年11月14日(水)までに申し込み画面からの申請をお願いいたします。 申請書類の提出が必要なお客様は、同日までに弊社へ書類が到着するよう、お手続きをお願いいたします。
    2012年11月15日(木)以降、自動契約更新タイプの証明書は4年証明書として申請を受け付けます。(5年証明書の申請受付は終了いたします)
  • 4年証明書の発行について: 2012年11月15日(木)以降の申請分について、11月19日(月)以降に順次発行いたします。 11月15日(木)、16日(金)での発行をご希望の場合、以下の弊社お問い合わせ先までご連絡ください。

3.内容

(1)審査方法の変更
審査時の提出書類および、ドメイン使用権の確認方法について、以下のとおり変更を行います。

No. 変更内容 従来 変更後 備考 対象
証明書発行組織の実在性に関する住所確認方法の追加 東京商工リサーチ(TSR)、または公的書類(印鑑証明書)による確認 東京商工リサーチ(TSR)、または公的書類(印鑑証明書)、または公共料金の請求書による確認 公共料金の請求書は、3ヶ月以内の原本の提出が必要です。請求書に記載された住所にて確認します。請求書の例: 電気、ガス、水道、電話 等 SR2.0
ドメイン使用に関する確認方法の追加 ドメイン使用許諾書による確認 ドメイン使用許諾書、または WHOIS記載の担当者へのe-mailによる確認 証明書発行組織とドメイン所有者が異なる場合、WHOISの記載所有者、管理担当者、技術担当者の何れかの連絡先へe-mailにて確認します。申請の際、弊社お問い合わせ先へ必ずご連絡ください SR2.0

:WHOIS記載の担当者へのe-mailでの確認を希望される場合は、証明書申請の際に必ず以下の弊社お問い合わせ先までご連絡いただきますよう、お願いいたします。

(2)セキュリティ強化の対応
昨年、海外の認証局において、悪意のある第三者によって証明書が不正に発行された事件に絡み、証明書の信頼性を高める目的で以下のとおり変更を行います。

No. 変更内容 従来 変更後 備考 対象
自動契約更新タイプの証明書有効期限の変更 自動契約更新タイプとして、5年証明書を発行 自動契約更新タイプとして、5年に替わり4年証明書を発行 自動契約更新タイプとして、1年毎の課金方式に変更ありません。
既に発行済みの5年証明書はそのままご利用いただけます
SR2.0
審査時に用いる書類の有効期間の設定 審査書類に有効期間設定なし 審査書類の有効期間は39ヶ月に上限設定 4年証明書で次回の更新発行に書類審査が必要な場合、書類の再提出が必要です SR2.0
証明書の拡張情報の追加 Subject Alt Nameフィールドに記載情報なし CN(コモンネーム)と同一の値をSubject Alt Nameフィールドに記載 CN(コモンネーム)に記載されているWebサーバ名(FQDN)が追加になります。本件につきお客様の作業はありません SR2.0
EV
証明書の失効検証方法の追加 CRL(Certificate Revocation List)方式 CRL方式に加え、リアルタイムでの検証が可能となるOCSP(Online Certificate Status Protocol)方式を提供 既に発行済みの証明書への影響はありません。本件につきお客様の作業はありません SR2.0

以上

お問い合わせ先
セコムトラストシステムズ株式会社 セコムCAサポートセンター
TEL : 03-5775-8688
E-メール : ra-supportsecom.co.jp
受付時間は、9時~ 12時、 13時~ 18時となります。
但し、土曜、日曜、祝祭日、年末年始(12/30~ 1/3)は除きます。