証明書の設定
BIG-IP 1600 更新用

中間CA証明書、サーバー証明書をダウンロードし、次の手順に従い証明書を設定してください。

  1. 古いチェーン証明書(中間CA証明書)の削除
  2. 中間CA証明書のインストール
  3. サーバー証明書のインストール
  4. サーバー証明書のプロファイル作成
  5. 仮想サーバーへの証明書プロファイル設定

1.古いチェーン証明書(中間CA証明書)の削除

【1-1】ログイン

F5 BIG-IPの管理コンソールにアクセスしてログインしてください。

【1-2】[SSL Certificates]の表示

[Main]タブを選択していることを確認し、[Local Traffic]の[SSL Certificates]をクリックしてください。

【1-3】古い中間CA証明書の選択

[Certificate List]が表示されます。古い中間CA証明書にチェックし[Delete...]ボタンをクリックしてください。

【1-4】削除

削除する中間CA証明書を再度確認し、間違いなければ[Delete...]ボタンをクリックしてください。

以上で古い中間CA証明書の削除は完了です。

2.中間CA証明書のインストール

<注意事項>

中間CA証明書が新しくなりました。
2025/4/25以降に発行される証明書より、新しい中間CA証明書をインストールする必要があります。
お客様専用ページから新しい中間CA証明書をダウンロードして、インストールを行ってください。

【2-1】ログイン

F5 BIG-IPの管理コンソールにアクセスしてログインしてください。

【2-2】[SSL Certificates]の表示

[Main]タブを選択していることを確認し、[Local Traffic]の[SSL Certificates]をクリックしてください。

【2-3】[Import...]の実行

[Certificate List]が表示されます。画面右上の[Import...]ボタンを実行してください。

【2-4】中間CA証明書の読み込み

[SSL Certificate/Key Source]画面で中間CA証明書を読み込みます。

・Import Type:
 プルダウンから[Certificate]を択一してください。

・Certificate Name:
 [Create New]ラジオ・ボタンを択一し、任意に半角文字で名前を入力してください。
   例)pfwsr3ca

・Certificate Source:
 まず[Paste Text]ラジオ・ボタンを択一してください。
 中間CA証明書の拡張子が *.txt であることを確認し、
 中間CA証明書のファイルを開いてください。
 中間CA証明書の 「-----BEGIN CERTIFICATE-----」 から
 「-----END CERTIFICATE-----」 の
 部分までコピーし、[Certificate Source]の入力欄に貼り付けてください。

中間CA証明書を入力後、[Import]ボタンをクリックしてください。

【2-5】確認

[Certificate List]画面で、先ほど追加した中間CA証明書が一覧に表示されていることを確認してください。

※注意
[Contents]列の表示が[Certificate]であること。

以上で中間CA証明書のインストールは完了です。

3.サーバー証明書のインストール

【3-1】ログイン

F5 BIG-IPの管理コンソールにアクセスしてログインしてください。

【3-2】[SSL Certificates]の表示

[Main]タブを選択していることを確認し、[Local Traffic]の[SSL Certificates]をクリックしてください。

【3-3】鍵ペアの名前の択一

[Certificate List]が表示されます。 [鍵ペア/CSRの生成]で設定した鍵ペアの[Name]を択一してください。

※注意
[Contents]が[Key]になっていること。

【3-4】[Import...]の実行

[General Properties]が表示されます。[Import...]ボタンを実行してください。

【3-5】[Paste Text]の択一

[Paste Text]ラジオ・ボタンを択一してください。

【3-6】[Paste Text]入力欄へ貼り付け

サーバー証明書の拡張子を *.txt に変更し、サーバー証明書のファイルを開いてください。

サーバー証明書の 「-----BEGIN CERTIFICATE-----」 から 「-----END CERTIFICATE-----」 の部分までコピーし、[Paste Text]の入力欄に貼り付けてください。

【3-7】[Import]の実行

[Import]ボタンを実行してください。

【3-8】完了

次の画面が表示されましたら、サーバー証明書のインストールは終了です。

※注意
[Contents]が[Certificate & Key]になっていること。
サーバー証明書の有効期限が表示されていること。

以上でサーバー証明書のインストールは完了です。

4.証明書プロファイルの作成

【4-1】ログイン

F5 BIG-IPの管理コンソールにアクセスしてログインしてください。

【4-2】[Profiles]の表示

[Main]タブを選択していることを確認し、[Local Traffic]の[Virtual Servers]にある[Profiles] をクリックしてください。

【4-3】[Client]の表示

[HTTP Profiles]が表示されます。[SSL]アイコンの下の[Client]をクリックしてください。

【4-4】新規作成

[Client SSL Profiles]が表示されます。証明書プロファイルの作成のため、画面右上の[Create...]ボタンをクリックしてください。

【4-5】[General Properties]欄の入力

管理上の名前[Name]欄に任意の半角文字を入れてください。[Parent Profile]はプルダウンから[clientssl]を択一してください。

【4-6】[Configuration]欄の入力

[Configuration]のプルダウンから[Advanced]を択一し、[Custom]チェック・ボックスをチェックしてください。

【4-7】[Certificate][Key]欄の入力

[Certificate]と[Key]の[Custom]へのチェックを確認したうえで、[Certificate]には[鍵ペア/CSRの生成]で設定した秘密鍵・サーバー証明書の名前をプルダウンから択一してください。
[Key]には[鍵ペア/CSRの生成]で設定した秘密鍵・サーバー証明書の名前をプルダウンから択一してください。

【4-8】中間CA証明書の名前の択一

[Chain]の[Custom]へのチェックを確認したうえで、中間CA証明書の名前を択一してください。

【4-9】完了

[Finished]ボタンをクリックしてください。

【4-10】確認

[Client SSL Profiles]に新しく設定が追加されていることを確認してください。
以上で証明書プロファイルの作成は完了です。

5.仮想サーバーへの証明書プロファイル設定

【5-1】ログイン

F5 BIG-IPの管理コンソールにアクセスしてログインしてください。

【5-2】[Virtual Servers]の表示

[Main]タブを選択していることを確認し、[Local Traffic] の [Virtual Servers]をクリックしてください。

【5-3】仮想サーバの選択

[Virtual Server List]からサーバー証明書を設定したい仮想サーバーをクリックしてください。

【5-4】証明書プロファイルの択一

[SSL Profile(Client]に、サーバー証明書を設定した証明書プロファイルを択一してください。

※注意
[Service Port]が[HTTPS]であること。

【5-5】完了

[Update]をクリックしたら、仮想サーバーへのサーバー証明書の設定は終了です。
以上で仮想サーバーへの証明書プロファイル設定は完了です。