2024年12月26日
お客様環境を内部と外部から監視する【サイバーセキュリティ統合監視サービス(仮称)】の実現へ向けた、
アタックサーフェス調査サービスを提供
「アタックサーフェス調査サービス」を発売
セコムトラストシステムズ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:西村達之、以下「セコムトラストシステムズ」)は、インターネットよりアクセス可能なお客様のIT資産のリスクを調査し、セキュリティリスクの早期対処を可能とするサービス「アタックサーフェス調査サービス」を、12月11日(水)より販売開始しました。「アタックサーフェス調査サービス」は、エンドポイント、ネットワーク、クラウド等のお客様環境を広範囲に監視し、脅威から守る「サイバーセキュリティ統合監視サービス(仮称)」の実現に向けた第二弾のサービスとなります。
背景
近年、サイバー攻撃の手法が高度化・巧妙化しており、サイバー攻撃の被害は増大しています。
特に、テレワーク用に用意されたVPN機器からお客様環境の内部へ侵入するための脆弱性探査行為などの不審なアクセス件数が増加するなど、インターネットに公開されているIT資産は常に狙われている状況にあります。攻撃者からの内部侵入の防止に取り組むためには、インターネットに公開されているIT資産を調査・把握することが重要となっています。
これらの状況に対する政府の取り組みとして、2023年5月に経済産業省よりサイバー攻撃からIT資産を守る「ASM(Attack Surface Management)導入ガイダンス」が公開されており、アタックサーフェスの調査が重要な取り組みとして位置付けられています。
「アタックサーフェス調査サービス」概要
インターネットに公開されているお客様のIT資産(アタックサーフェス)を、高度な調査技術を持つセコムトラストシステムズのエシカルハッカーが調査し、その結果と対処法を調査レポートにてお客様へ提供します。


「アタックサーフェス調査サービス」の特長
- 調査を一度のみ行う「スポット対応」と、年間を通じてサービスを継続提供する「長期対応」の2種類を提供します。
- 長期対応には、セコムトラストシステムズが緊急と判断した場合に調査を行う緊急調査も含まれます。
- セコム株式会社の公開システムを対象とした定期的なアタックサーフェス調査で蓄積した知見を、当サービスを介して提供します。
今後の展望
セコムトラストシステムズが提供を予定している「サイバーセキュリティ統合監視サービス(仮称)」は、今回提供を開始する、外部からのセキュリティチェックを行う「外周診断:アタックサーフェス調査」と、各センサーが出力するログデータを組み合わせてリスクを検出する「相関分析」により実現します。
これらのサービスを通じて、お客様のセキュリティリスクの軽減と運用負荷の削減を支援し、安全・安心なIT環境の実現に貢献してまいります。


関連情報
- お問い合わせ先
- セコムトラストシステムズ株式会社
- TEL : 0120-39-0756
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