セコムトラストシステムズ株式会社（本社：東京都新宿区、社長：西村達之、以下「セコムトラストシステムズ」）は、エンドポイント、ネットワーク、クラウド等のお客様環境を広範囲に監視し、脅威から守る「サイバーセキュリティ統合監視サービス（仮称）」の提供を予定しています。これに先立ち、EDR（Endpoint Detection and Response）の運用を代行し、お客様のセキュリティリスクと運用負荷を軽減する「マネージドEDRサービス」を、９月２日（月）より発売します。

背景

近年、サイバー攻撃の手法が高度化・巧妙化しており、企業のセキュリティ対策の重要性が一層高まっています。特に、EDRは未知の脅威に対応するための有効な手段ですが、その導入や運用には高度な専門知識が必要です。このため、セキュリティ人材の確保や運用体制の整備は、多くの企業にとって経営上の重要な課題となっています。

「マネージドEDRサービス」概要

「マネージドEDRサービス」は、セコムトラストシステムズが選定したEDR製品を活用し、24時間365日体制でお客様のEDR運用をサポートします。これにより、脅威の早期発見と迅速な対応が可能となり、お客様のセキュリティリスクと運用負荷を大幅に軽減します。

「マネージドEDRサービス」の特長

1. 専門家による導入サポート

EDR製品を利用するお客様がその機能を最大限に活用できるよう、セコムトラストシステムズの技術者が導入サポートを行います。

2. 24時間365日体制でEDR運用をサポート

24時間365日体制でアラート情報を監視し、即時対応します。さらに、危険度の高い脅威に対する分析レポートを提供し、お客様のシステムから脅威の除去と復旧をサポートします。

3. 様々な利用規模に対応したライセンス体系

50ライセンスから導入が可能です。部門単位での導入や、中小企業のお客様にもご利用いただけます。

4. インシデント発生時の緊急対処　※別途、有償対応

万が一セキュリティインシデント（情報漏洩やウイルスの拡散など）が発生した場合は、EDRログを活用し、お客様のすみやかな事業再開を支援します。

今後の展望

セコムトラストシステムズでは、エンドポイント、ネットワーク、クラウド等、お客様の広範囲にわたるIT環境をサイバー攻撃の脅威から守る「サイバーセキュリティ統合監視サービス（仮称）」の提供を予定しています。このサービスには、外部からのセキュリティチェックを行う「外周診断」と、各センサーが出力するログデータを組み合わせてリスクを検出する「相関分析」を含んでおり、「マネージドEDRサービス」などで保護対象の環境に設置されたセンサーと組み合わせてご利用いただけます。
これらのサービスを通じて、お客様のセキュリティリスクの軽減と運用負荷の削減を支援し、安全・安心なIT環境の実現に貢献してまいります。

関連情報

• 「マネージドEDRサービス」の紹介サイト