2022年10月5日

トラストサービスの
プラットフォームを提供する
新サービス
「セコムパスポート Plus」を販売開始

~国際標準規格に準拠したトラストサービスを提供~

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:尾関一郎)のグループ会社でBPO・ICT事業を担うセコムトラストシステムズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:西村達之、以下「セコムトラストシステムズ」)は、トラストサービスの普及促進を実現するデータ連携基盤(トラストサービスのプラットフォーム)を提供する新サービス「セコムパスポート Plus」の販売を開始します。

「セコムパスポート Plus」は、文書の電子化や脱ハンコ、非対面での取引を「安全・安心」に実現するために必要となるトラストサービス(電子認証、タイムスタンプ、リモート署名、本人確認等々)を、ひとつのプラットフォームで提供することに加え、利用者がリモート署名時に使用する電子証明書に紐づく秘密鍵を、セコムトラストシステムズの電子認証局と同等のセキュリティ装置を使用し、安全にお預かりするサービスです。

本サービスの特長は、リモート署名の国際標準規格であるクラウド署名コンソーシアム(Cloud Signature Consortium、以下「CSC」)(※1)のAPIに準拠した「トラストサービス共通API」を活用していることです。これにより、様々なベンダーのアプリケーションや認証事業者との連携、複数のサービス事業者を横断した電子契約の締結、デジタルインボイス発行時のeシール付与などを実現することが可能になります。

販売開始に先駆け、株式会社日立製作所様(本社:東京都千代田区、執行役社長兼CEO:小島啓二)が提供する「融資DXサービス」(※2)に本サービスをご採用いただき、融資契約の電子化を実現されました。日立製作所様は融資業務における各種取引の非対面化をあわせて推進されています。これらの取り組みにより、融資申込から融資実行後までの手続きにおけるペーパーレス・印鑑レスの促進など、金融機関における事務手続きの効率化やコスト削減、利用者の利便性向上などを実現されました。

セコムトラストシステムズは、社会インフラをITで支える企業として、「安全・安心」なトラストサービスの普及促進に引き続き取り組んでまいります。

セコムパスポート Plusの主な特長

  • リモート署名サービス
    • -標準API(CSC準拠)
    • -鍵管理(セコムトラストシステムズの電子認証局と同等のセキュリティ装置で安全に保管)
    • -認証機能(2要素認証に対応)
  • 証明書サービス
    • -電子証明書(パブリック型、プライベート型に対応)
    • -eシール ※提供予定
  • タイムスタンプ
    • -アマノセキュアジャパン社、セイコーソリューションズ社のサービスに対応
  • SDKによる署名処理サポート
    • -PAdESに対応
    • -CAdES ※提供予定
  • 本人確認サービス(eKYC) ※提供予定

サービスイメージ

サービスイメージ サービスイメージ
  • ※1 クラウド署名コンソーシアム(Cloud Signature Consortium)とは、クラウド上におけるデジタル署名の標準化を推進するグローバルな専門家(業界、機関、学術組織)からなる団体です。
  • ※2 融資取引の契約業務をWeb上で完結できる「融資DXサービス」
    https://www.hitachi.co.jp/finance/solutions/application/common/Finance-Econtract/

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お問い合わせ先
セコムトラストシステムズ株式会社
TEL : 0120-39-0756
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