火山大国・日本で選ばれるデータセンターとは?

2026.03.06

日本は世界有数の火山大国であり、気象庁が監視する活火山は100以上にのぼります。
近年では噴火警戒レベルの引き上げがニュースになることも多く、事業継続計画(BCP)において「火山リスク対策」は見逃せないテーマです。

そのなかで、重要インフラであるデータセンターに求められるのが、火山灰(降灰)への具体的な備えです。
本記事では、火山灰がデータセンターに及ぼす影響と、当社が提供する火山灰対策をご紹介します。

火山灰とは

火山灰は、火山から出る噴出物の一つで、主に地底マグマの活動で空気中に飛散する際に発生してできる細かい破片となります。
木や紙などを燃やしてできる灰や、家屋の中で溜まる埃とは成分が異なります。

火山灰の特長

火山灰には以下のような特徴があり環境に影響を与えます。

  1. 乾燥時は絶縁体ですが湿った状態では導電性を持つことで電気設備等に悪影響を招く可能性があります。
  2. 細かいガラスや鉱物結晶により角ばった形状をしているため、空気を循環する装置が吸い込むと故障の原因になります。
  3. 非常に細かい粒子の為、風にのって広範囲に飛散しやすいです。
  4. 雨や雪とは異なり溶けたり無くなったりしないため、定期的な除去が必要になります。
    フィルタ等のつまりの原因にもなります。

データセンターでの火山灰対策

データセンターで行う主な対策

  • 外気導入部のフィルターの強化
  • 空調設備および送風ラインの防塵対策
  • 冷却システムの冗長化
  • フィルターの状態に応じた交換運用
  • 火山噴火時における緊急対応計画の整備
  • 降灰レベルに応じた迅速な初動と対応の準備

セコムトラストシステムズの「セキュアデータセンター®TC4」では、火山灰対策として空調室外機に火山灰軽減フィルターを採用し、発電機への吸気経路にはミストシャワーを設置することで火山灰のデータセンター内への流入を軽減しています。

これにより、セコムの「セキュアデータセンター®TC4」では、火山灰による空調停止や設備障害のリスクを低減し、非常用電源・空調の継続稼働を支える設計が実装されています。

「セキュアデータセンター®TC4」では、このほかにも様々な災害対策を実装しており、お客様のビジネスを24時間365日、「安全・安心」の安定稼働でサポートいたします。