脱炭素経営を加速させる「実質再生可能エネルギー」対応データセンター

2026.02.20

「脱炭素化を進めたいが、自社サーバーの運用は変えられない」、「再エネ化によるコスト上昇が心配だ」、そんな課題を抱えるIT担当者にとって、有力な選択肢となっているのが『実質再生可能エネルギー』対応データセンターです。

「セキュアデータセンター®TC4」では、FIT非化石証書の活用により、高品質なインフラ環境を維持したまま実質的に温室効果ガスの排出係数ゼロを実現することが可能です。

環境価値を考慮したデータセンターを利用することで企業価値を向上

かつては「環境への配慮」という側面が強かったデータセンターのグリーン化ですが、現在、それは「企業の存続」に関わる重要な経営判断へと変化しました。

「Scope 3」への対応が取引の条件に

サプライチェーン排出量は、自社内における直接的な排出だけでなく、自社事業に伴う間接的な排出も対象とし、事業活動に関係するあらゆる排出を合計した排出量を指します。今や自社(Scope 1, 2)だけでなく、サプライチェーン全体(Scope 3)の排出量削減が求められる時代です。(※1)

ポイント:
大手企業やグローバル企業は、取引先選定の基準に「IT基盤のクリーンさ」を組み込み始めています。再エネを採用していないデータセンターを使い続けることは、「取引先の評価に影響するリスク」を意味します。

法規制の強化と「排出量報告」の義務化

温対法(地球温暖化対策推進法)などの改正により、企業にはより透明性の高い排出量報告が義務付けられています。(※2)

ポイント:
実質再エネデータセンターを利用することで、企業は自社のIT部門における排出係数を「ゼロ」として計算できます。これにより、法規制への対応コストを大幅に下げ、行政や投資家に対してクリーンな経営状態を証明できるようになります。

ESG投資における「企業価値」の格付け

投資家は、企業の財務情報だけでなく、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)への取り組みを厳しくチェックしています。

ポイント:
RE100(事業活動の電力を100%再エネで賄う国際的な枠組み)への加盟を目指す企業にとって、電力消費の大きな割合を占めるデータセンターの再エネ化は、目標達成への最短ルートの一つとして活用できます。これが達成できているかどうかで、株価や資金調達の条件が大きく左右されます。

環境配慮型の「セキュアデータセンター®TC4」

実質再生可能エネルギーの採用

~IT部門のCO2排出量をスマートに「ゼロ」へ~

最も直接的な環境対策が使用電力の再エネ化です。
「セキュアデータセンター®TC4」では、FIT非化石証書を活用した「実質再生可能エネルギー」を導入しています。そのため、自社で設備投資をすることなく、GHG排出量をゼロとして計算できます。

PUE値1.3以下の優れたエネルギー効率

~「使う電力」そのものを最小限に抑える技術~

環境性能を測る指標として欠かせないのが「PUE(Power Usage Effectiveness)」です。

これは、データセンター全体の消費電力が、サーバーなどのIT機器が消費する電力の何倍かを示す値です。
従来型の一般的なデータセンターは1.5〜2.0程度ですが、弊社の「セキュアデータセンター®TC4」はPUE値1.3としています。PUE値が低いほど、無駄な電気が発生しないため環境に優しくなります。

環境配慮型「GTL燃料」の採用

~非常用発電機まで隙のないグリーン化を~

データセンターは停電に備え非常用発電機を備えていますが、その燃料として「GTL(Gas to Liquids)」を採用しています。

GTL燃料とは:天然ガスから合成された液体燃料で、従来の軽油と比較して排出ガスがクリーンなのが特長です。

引用元・参考文献

  1. 環境省(サプライチェーン排出量全般)

    https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/estimate.html
  2. 環境省_制度概要 |「温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度」ウェブサイト

    https://policies.env.go.jp/earth/ghg-santeikohyo/about.html