ここから本文です

仕事と人を知るPeople

見えないところで
社会の安全を支える。

Interviews

安心を守る人たち

07システムエンジニア

O.R.(2015年入社)

ビジネスシステム2部 第1グループ
システムエンジニア科卒

01

Question

セコムトラストシステムズを選んだ理由は?

IT系の専門学校で学びながら考えていたのは、将来は多くの人の生活を支えるシステムに携わりたいということでした。その希望にぴったりだったのがセコムトラストシステムズでした。学内で行われた企業説明会で話を聞き、セコムグループの会社であれば自分のつくったシステムを多くの人に使ってもらえるし、社会に貢献している実感が得られるのではないかと考え、志望することにしました。企業としての安定感も大きな魅力でした。

02

Question

これまでどんな仕事をしてきましたか?

セコムでは警備対象施設を、設置したセンサーで24時間監視しています。万一、センサーが異常を感知するとセコムに信号が送られ、管制員の指示のもと緊急対処員が現場に駆けつけます。私は入社以来、この機械警備に関わるシステムを担当しており、センサーがセコムのシステムに信号を送ったり、モニターに情報を表示したりするアプリケーションを開発してきました。機械警備は企業や家庭の安全を守る重要な仕組みですから、技術者としてそれを支える仕事に携われることには大きな誇りを感じています。

03

Question

現在の仕事について教えてください。

現在は、大手クラウドサービスを用いて、セコムの機械警備の機器を管理するアプリケーションの開発に携わっています。背景にあるのは、2024年に迫ったISDN回線のサービス終了です。企業や家庭に取り付けられている機器にはISDN回線を用いて通信を行っているものも少なくないため、途切れることなく24時間・365日の警備を続けていくために、IP回線へと切り換えていくことが必要になります。
私が取り組んでいるのは、IP回線に切り換えるための機器のファームウエア管理やログの収集など、メンテナンスを行うためのアプリケーションの管理です。実はこれまで他社クラウドサービスに携わったことはなく、私にとっては新たなチャレンジとなっています。学ぶべきことはたくさんありますが、新鮮な気持ちでワクワクしながら取り組んでいます。

04

Question

印象に残っているエピソードは?

機械警備は海外でも行われているため、東南アジア各国向けのアプリケーション開発にも携わってきました。印象に残っているのは、リリースに備えてシンガポールに2か月間滞在したことです。実は私は英語が大の苦手で、現地のスタッフとコミュニケーションを取ることには大変苦労しましたが、仲間の助けを借りながら何とか乗り越えました。どんな状況でも臆することなくチャレンジすれば結果はついてくることを学んだ、よい経験となりました。

05

Question

この仕事のやりがいは?

就職活動前は、セコムが社会の安全を支えるうえで、ITの力が不可欠とのイメージはありませんでした。現在ではセコムの赤いステッカーが企業や家庭に貼られているのを見ると、人々の安心のために自分も技術力で貢献していると感じます。この実感こそ、仕事のうえでの一番のやりがいです。
もちろん私たち技術者が直接お客様に接することはなく、お客様も私たちの存在を意識することはないでしょう。しかし、機械警備の機器の管理に使用されるシステムを磨いていくことで、センサーの異常検知情報を受け取って状況を判断する管制員にとってのシステムの使い勝手が向上したり、それが万一の際の対応速度の向上につながったりすることを思うと、見えないところで社会の安全を守ることに役立てていると感じます。赤いステッカーは「セキュリティの象徴」であると同時に、私たちSEにとってのプライドでもあるのです。

06

Question

今後、挑戦したいことは?

先ほどもお話ししたように、現在の業務で初めて他社クラウドサービスに携わることができ、新たな技術や知識の吸収に努めているところです。この経験を活かし、将来はさまざまな領域でのクラウドシフトに取り組んでみたいと考えています。その意味では、今は自分の領域を大きく広げる絶好の機会だと考えています。海外のアプリケーション開発に携われたことでもわかるように、当社は常にさまざまなことに挑戦させてくれて、社員のステップアップを後押ししてくれる会社です。他社クラウドサービスへのチャレンジは、きっと私の大きな成長につながっていくことでしよう。

07

Question

セコムトラストシステムズってどんな会社?

フレックスタイム制度が定着し、在宅勤務も浸透していることから、非常にフレキシブルな働き方が可能です。幼い子供のいる社員にとっては、保育園への送り迎えなども余裕を持って行えるので、助かっているようです。また、育児休業を取得する男性社員が多いことも魅力の一つです。私にも子供ができた際は、会社制度を活用して積極的に子育てに関わっている先輩社員の姿をお手本にしようと考えています。

08

Question

学生の皆さんへのメッセージ

私の場合、学生時代にプログラミングを学んでいたこともあって、スムーズに開発業務に取り組むことができました。大切なのは、何かに打ち込んで自分ならではの強みを身につけておくことだと思います。コミュニケーション力でもいいですし、リーダーシップでもいいでしょう。文章力があれば、ミーティングの議事録作成に力を発揮できます。何でもいいので「これだけは自信がある」という強みを身につけておけば社会人として胸を張ってスタートできるし、新しいことにも勇気をもって挑戦できると思います。

Oneday Scheduleある一日の流れ

  • 9:30
    出社、メールの確認
    10:00
    協力会社とのミーティング
    11:00
    設計書レビュー
    12:00
    昼食
    13:00
    プロジェクトの課題の検討
  • 14:00
    報告書の作成
    15:00
    設計書レビュー
    16:00
    チームの進捗状況についてミーティング
    17:30
    設計書レビュー
    19:30
    退社

Recommended Contents

  • Interviews社員インタビュー