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バッファは、緩衝物や緩衝装置と訳されますが、コンピュータの業界では、主にデータを一時的に蓄えておく記憶装置や記憶領域のことを指します。コンピュータ内では、処理速度の異なる機器が連携して動作しています。しかし、処理速度が異なるためにデータのやり取りがスムーズに行われない場合があります。そこで、処理速度の異なる機器の間にバッファを用意することで、全体の動作を円滑にすることができます。 例えば、ハードディスクにデータを保存する場合、ハードディスクの動作に対してコンピュータの動作は非常に速いため、いったん書き出すデータをバッファに蓄えておき、ハードディスクの動作に合わせてバッファからデータを読み出して順次保存していきます。バッファのデータが無くなったら、次のデータをまとめてバッファに送るという動作を繰り返します。これにより、バッファ内のデータをハードディスクに書き込んでいる間は、コンピュータに別の動作をさせることができるようになります。 バッファは、コンピュータとハードディスクやプリンタ、インターネットの回線など、さまざまな部分で利用されています。 OSやプログラムは通常確保されているバッファを上回るデータが来た場合になんらかの適切な処理を行うことになっています。しかし、その処理が行われていない、あるいは行われていても不十分だった場合に、セキュリティホールとなり悪用される可能性があります。バッファオーバーフロー攻撃と呼ばれるものがこれにあたり、多用される代表的な攻撃手法として知られています。 【関連用語】 バッファオーバーフロー セキュリティホール |