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これからのオンラインショッピング市場 |
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通販市場3兆4000億円と拡大の一途にある中で、オンラインショッピングの成長も堅調です。今後予想されるのが、通販市場におけるカタログ通販・テレビショッピング・オンラインショッピング・モバイルショッピングそれぞれのパイの食い合いでしょう。すでに伸びにかげりの見られるカタログ通販、順調なオンラインショッピング、急激な伸びを見せるモバイルショッピングとテレビショッピング。このなかで、モバイルショッピングは若年層の取り込みにますます注力するでしょう。また、テレビショッピングは在宅率の高い高齢者層の獲得に現状以上の成功を求めていくでしょう。
このような状況の中で、パソコンをベースとしたオンラインショッピングが順調な伸びを維持するには、“今までオンラインショッピングをしなかった層”との接点を持つことが、大変重要な要素となることが予想されます。特にシニアは少子高齢化社会では何もしなくても増えていく貴重なお客様。彼らのハートをがっちり掴むことは、時間的余裕・経済的余裕をもつという意味でも、オンラインショッピング市場にとって、重要な意味をもってくるでしょう。 |
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楽天に学ぶ4つのポイント |
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すでに、モール大手である楽天市場は2005年春から楽天シニア市場をオープンして、球団買収によって一気に高めた高年齢層における認知度を、売り上げに直結させる取り組みを行っており、注目できます。これから団塊世代や高齢者のお客さんを積極的に増やしたいと思っている事業者の方のいいお手本になるでしょう。特に良いと思われる点を解説したいと思います。 |

文字の大きさ、見易さは、大変重要な要素です。14ポイント程度の大きさが基本になり、かつ、ブラウザの設定で、より大きく出来るような可変設定にしておくのがよいでしょう。 |

「楽天市場」に比べ、かなり文字が大きい「楽天シニア市場」 |


ブロードバンドの普及以前は、大きく精細な写真は嫌われていましたが、現状では綺麗で大きな写真が好まれます。ちょっとした工夫で、軽くて綺麗な写真も可能です。ひとつの商品でも、1つのショットだけでなく、包装された写真、さまざまな向きからの写真、利用中の写真など、過剰なほどの親切な視点が必要です。 |

「大きな写真でおいしさを伝えるスイーツの紹介ページ |


高齢者向けのセミナーなどに招かれて私がよくやる失敗の中で、サイト、ウェブサイト、ウェブなど、ひとつの意味で、様々な言葉を使ってしまうことです。これは大変、シニアの方を惑わせます。高齢者向けのパソコン雑誌などは、必ず用語集をつけているように、少しでも首を傾げさせるような言葉遣いは避けるべきです。また、身内だけで通じる言葉や、ネット用語も必ず、説明をつけましょう。たとえば、クリックやスクロールなど簡単な言葉も、他のサイトの用語集へのリンクでもかまわないので、“解決”がサービスであることを心に留めるべきでしょう。 |

どのボタンを押せば何ができるのかをわかりやすく表示 |


楽天シニア市場で特徴的なのが、1階紳士服 婦人服 というようにデパートのようなサイト設計をしていることです。この点を見て、私はたいへん感心しました。これはネットショップの勃興期によく見られたサイト設計で、「今さら」と笑う人も多いでしょう。しかし、このような実体験のイメージを生かしたサイト作りは、シニアに対してはたいへん有効です。 |

どのボタンを押せば何ができるのかをデパートのフロアに見立てた商品紹介 |
さすが、楽天さん、シニアに対する戦略的親切心が感じられます。
わかりやすく、過剰かなとこちらは思うくらいの親切心。ふと考えれば、自分の親や祖父母に接するときに自然と留意していたこと、そのものなんですね。それらが自然に表現されることがシニアのお客様とのお付き合いには肝心なのではないでしょうか。 |

村山らむねさん(らむね的通販生活運営・通販評論家)
1995年に「らむね的通販生活」を開設。通信販売やオンラインショッピングの楽しさ・知識・コツを発信し続け、人気を得る。雑誌・新聞へのコラム執筆をはじめ、EC関連のコンサルタントおよびコーチングなど、幅広く活躍中。
(らむね的通販生活URL:http://www.lamune.com/) |

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